起業の道での過ち

By | 2015/01/19

ただし、その保証はない。彼らは自分の人生をかけるまでこの製品を大きく開花させたい保証ももちろんない。

また、このチームで短期間中に会社の運営全般にかかわるような仕事はできないだろう。あくまでもマーケティング中心の一部だけ。中心にある人物も決定権も予算もすべて他人がコントロールしている。つまり、「経営」に関わることも自分が中心となり自ら問題を見つけたり、動きだしたりすることはほとんどできないだろう。

安易にチームに参加することに許諾した私の失敗だ。

じゃ、なんで私がこの話を聞いた時迷わずに許諾しただろう?

加藤氏の指摘と合わせてこの話を思い出して考えてみた。

もしかして、私は単純に逃げていたかな?

自分で自分の創業理念を生み出し、自分でビジネスを始めることに高い不確実性と不安を心の奥で感じ、意識してない間にこの自分で創業する道から逃げ出したかったのではないか。

目の前に素晴らしい製品がある。一緒にやる人が二人もいる。これからもまた人を探してチームに追加する。資金も具体的に申請する段階に入った。これは不確定要素が少なく、成功率が高いビジネスのだ。これから明るいベンチャー、高成長ベンチャーになるのだ。

だから、私が簡単にこの楽な道に入ることを許しただろう。

これが私の失敗だ。

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今、この事実を理解した私はすでにチームの結成を完了させ、動き始めようとしている彼らにチームの離脱を告げなければいけない。彼らには大きいな迷惑だ。彼らはがっかりし、失望するだろう。そして、私の離脱をカバーするためにさらに時間を費やさなければいけない。

申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

でも、けじめをつけ、未来に彼らにさらに大きいな迷惑をかけたくない。さらに大きいな問題を起こしたくない。

自分にもちゃんと「起業から逃げるな」と言いたいんだ。

なので、今はしっかり謝罪して新たに出発するのだ。

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