いやいや、公園で我慢すると翌日は仕事できない状態になると元も子もないじゃん。
グーグルマップにホテルを入力して最寄りのホテルから当ててみることにした。
夜中に荷物を持ち歩いて30分。
ホテル一軒目満室。
ホテルに二軒目満室。
三軒目にようやく部屋があった。
1晩140ユーロかかる。
高い!
どうする?
外に出てブッキングドッドコムとかでやすい宿を探し直す?それからまた移動する?この夜中で?
いや、疲れ切ってお腹空いてそれをやるところではない。
わかった。「その部屋をください」
翌日。まずはAirbnbに連絡し、事情を説明した。
要求するポイントは「ホストのコミュニケーション拒絶にゲストだけがそのリスクを負うのは不公平だ。Airbnbはゲストと一緒にそのリスクを負うべきじゃないか?俺の余計にかかった140ユーロはどうするんだ」ということだった。
もらった返事は「ホストの対応に非常に残念とか。ホテル見つかって良かったとか。15ユーロあげるので飲み物でもゆっくり飲みながら今晩の宿をAirbnbで探してはどうだ?」の内容だった。
おいおい、冗談じゃないぞ!15ユーロだけで俺の大変な一晩、余計に140ユーロ払った事を「我々どうしようもないよ。頑張ってね」っていうのか?
いや、こういう対応を取るなら俺はもう一生Airbnbを使わない。そしてすべての友人にもこの経験を共有し、悪いホストによるリスクを過小評価しないように呼びかける。
最後に俺の対応をもう一度伝えて最後にしたいと思った。
ホストの無責任な対応によって私に生じた余計な140ユーロの支出に対し、Airbnbは最低限50%を負担すべき。そうでなければこの経験と事例を私の900人のフェースブック友人に共有し、今後出会うすべての友人にも共有する。そして私は今後一切Airbnbを使わないと伝えた。
この三度目で最後にするつもりのAirbnbに対する問い合わせにようやくちゃんとした返事が来た。
余計に支出した140ユーロは領収書を持って返金することに加え、今後のAirbnb宿泊に使える70ユーロのクーポンもくれるとの内容だった。
ここで初めてのAirbnbの誠意を感じた。Airbnbは悪いゲストによって生じたホストへの損害を保証しているが、その逆の悪いホストによるゲストへの損失を現在保証していない。
これは実にゲストにとって不公平なことであり、悪いホストによるリスクを過小評価しているのだ。
今回私の事例でのAirbnbの対応はゲストである私に十分公平と言える。ちゃんとした責任を持った対応だ。良くやったよAirbnb!!
本来Airbnbのような使わない私物を共有して利益をもらうShare economicsは貸主と借主両者の良心を元に成り立つビジネスなので、どちらか悪意を持つと大きいな問題になりかねない。
その際にビジネスを運営する会社の対応がこのビジネスの死活に直結するのだ。
今回Airbnbの対応は十分良く出来たと思うが、早期にゲストのリスクも配慮できるシステムを構築すべきと思う。
一個人の経験だが、ご参考までに。
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