文化の壁、異文化への適応、楽しくて帰りたくない気持ち(1)

By | 2016/03/27

明日からフィンランドでサマータイムが始まるので、ちょっと嬉しい。(本文は2016年3月26日に作成)

なぜかというと、日の入りは今の六時過ぎから一気に1時間遅れて七時過ぎになるから。

明日から明るい日が夜七時過ぎまで続くぜ!

疲れにくくなる!気持ちも明るくなる!

そして、今回の本題へ。

海外に来ると、多くの人には帰りの期日が決まっている。

短期観光なら1週間、長期旅行なら数週間から数か月、短期留学なら数か月から半年とか。

長期留学にしても修士は2年、学士や博士も3~5年など。

そして、多くの人は帰国するときに「帰りたくない。もっといたい」と口を揃えている。

それはなぜだろうか。

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それは異国にいれば必ず発生する適応プロセスがあるからだと思う。

(もちろん、経済の理由で海外で稼ぎたいとか、海外にいたほうがモテるとか様々な理由はあると思うが)

異国にいると、現地に適応していくのがざっくり3段階ある。

一つ目は生活の適応。

いわばスーパーはどこにある。買い物はどうすればできる。

病院に先生に診てもらう方法。銀行に口座を開くとか。

生活に必要な事項に慣れ、適応していくプロセス。

これはおよそ1か月~半年で慣れる。

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二つ目は言葉の適応。

つまりローカルの言葉で日常的なコミュニケーションができるようになること。

言葉の習得は投資した時間に基本的に正比例するので、人それぞれだが、ざっくりいうと2年から5年。

最後の段階は文化への適応。

つまり、ローカルのイベントに不自由なく参加し、地元の人と現地語で話し、ローカル言語で話すテレビ番組をある程度楽しめるようになるとか。

これも人それぞれだが、およそ4~10年かかると思う。

続く。

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