勘違いの怖さ

By | 2014/06/03

日本には特に進化した文化である。

相手の心を読むこと。

ただし、心を直接読むことができないので、いろいろなサインから読み取るしかない。

例えば、相手の目つき、表情、言葉、ジェスチャーなどなどを少しずつ違いや変化を読み取り、自分の中で組み合わせて相手の伝えたいメッセージを再現・想像する。

もちろん、このような微妙且つ繊細な作業は一日でできるわけがない。

多くは経験に依存する。

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なので、たくさんの経験を積むことが大事になってくる。

そして、経験をコツコツ積むことで相手の心を読む技術も腕も向上し、徐々に当たりが増え、外れが減る。

自信も増えてくる。

そんな時に犯しやすいのは自分の腕への過剰信頼だ。

「俺の多くの経験によってこのサインは90%このメッセージを出しているんだ!」

もちろん、経験によって複数のサインから結論を導き出す。

複数のサインから自分の結論(読み取ったメッセージ)に対し更に確信を持ち、対応していく。

ここに勘違いが起こるわけだ。

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一つのサインに10%のミスが起こる。なので、複数のサインを重複に確認してミスの確率を下げる。そして確率は格段に低くなったと思ったが、その確率は少なくても数%が残っているはず。

実際のメッセージがその数%に当たった途端、大きな失敗が起こるわけだ。

つまり、経験による失敗である。ただの勘違いとも言える。

自分の経験を否定しない限り、なかなか避けれない道である。

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