筆者は今年で38歳。
男性平均寿命から考えれば、今は人生の半分くらいに来たところ。
38年生きてきた。
筆者の人生は、自分の夢を叶えてきた人生だった。
小学校の時、筆者はそこそこ成績が良かった。
しかし、中学校に入り、うまく適応できず、成績が落ちた。
ある日突然思ったのだ。
「今回の期中試験は全力でやるぞ!俺なら必ずできる!」
そこからクラス50人で順位が18位→12位→7位→4位→3位→2位となり、以降2位キープ。
高校入学試験では高得点を納め、無事第一順位の高校へ入学。
高校ではみんな優秀だった。
自分の高校の成績は特に優秀でもなかった。
全国統一大学入学試験にもそれほど楽観的ではなかった。
※台湾では昔大学に入るには年一回の全国統一大学入学試験を受けなければいけなかった。
でも全国統一大学入学試験前の3ヶ月間に死ぬほど、がむしゃらに勉強した。
俺ならできると自分を信じていた。
毎日10時間以上勉強し、全国大学入学試験の点数はクラスの中で模擬テストの平均点数を大幅に超えることができた。
ただの好運だったかもしれないが、自分は頑張ればできると。
台湾で大学生3年生をやっていた時に狭い台湾を出たくて日本に行きたい気持ちがどんどん膨らんできた。
日本に行って違う世界を見て違う文化を感じて違う人生を過ごすのが夢だった。
でも自分にお金がない。
奨学金を勝ち取るしかない。
1回試験受けて失敗した。
2週間落ち込んだあと、意を決してもう一回自分にチャンスをと。
取った方法は簡単。
試験準備に絶対量を確保することだった。
毎日図書館に通った。
一人で。
朝10時から夜10時。
日本語、英語、奨学金試験の勉強。
1年間、週に6日間。
結果的に生活費も学費もお金もらえる奨学金(返す必要がない)を勝ち取り、親から1円もらわずに2年間日本に留学することができた。
夢を叶えた。
日本での日々は夢の中での生活だった。
楽しくて幸せだった。
日本のトップ大学への入学試験に合格。
日本のそこそこの大企業に就職。
給料が倍になる転職にも成功。
日本で8年間も過ごし、新しい夢が浮かんできた。
もう一回新しい国に行って住んでみたい。
何か起業して自分で仕事やりたい。
もう一回夢に向かって走り出した。
30歳ちょっとの頃。
フィンランドの大学からも入学オファー。
フィンランドに移り、起業。
もう一回、夢が叶った。
フィンランドでの日々は再び、夢の中の日々。
毎日が楽しくて幸せだった。
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