今日から日本に行く。(6月17日)
一年半ぶりの台湾に戻り、父親が家にいない甥に会い、遊んであげるマッカーサーの息子の為の祈りで少しでも寂しい気持ちを感じなくなるといいな。
家に両親がいないので姉の家に泊まらせてもらった。姉さん、ありがとう。
両親は中国にいるため台湾から飛んで会いに行ってきた。両親も年を取りつつあり、一年一回くらいはそばにいてあげてどうでもいい文句をちゃんと聞いてあげるべきだとも思った。
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そして、日本へ行く旅の中、電車に揺られながら自分のことを振り返ってみた。
自分はちゃんとした人間として生きているか?周りの人に優しくしているか?やるべきことはちゃんとやっているか?そして、今のままでいいのか?
一部に答えは出たものの一部に答えはまだ出てこない。
でも私の大好きな文章を思い出した。マッカーサーの息子のための祈りだ。
自分のことを見詰めて考え直せす時に最も参考になる文章の一つだ。
この文章は私が台湾で中学生だった時の教科書にあった文章だった。
その時は単語の意味や文法ばかり勉強させられ、この文章にある主旨や意義をあまり理解しなかった。残念なことだ。
今思い出せてその文章の意味を考え直せること実に幸運なことであり、感謝すべきことでもある。
この文章は子供に対する教育方針のヒントを教えてくれるだけではなく、私の生き方まで導いている。
気づいたか?この文章には金も権力も地位も学歴も外国語能力も資格もタイトルも何一つありません。
それはなぜ?考えたことありますか?
ダグラス・マッカーサー
~マッカーサーの息子の為の祈り~主よ!我が子を教え導きたまえ!
気弱になりそうな時にも、屈することなき強い心を持てるように。
恐れの心が起きた時にも、勇気を以って立ち向かえるように。
誠を尽くしながら失敗した、その中に在っても落胆しないように。
輝かしい勝利の中にあっても、優しさと謙虚な心を保つように。
主よ!我が子を教え導きたまえ!
誠実な心で努力して進んでいくように、空想にふけってばかりいないように。
我が子があなたを認識するように、同時に自分自身も認識するように。
これこそ一切の知識の始まりであるから、私はあなたに祈りをささげる。
我が子を安楽な路に導くことなく、我が子を困難と挑戦に満ちた試練と刺激の中におきたまえ!
荒れ狂う風の中から立ち上がることを学ばせたまえ!
また、倒れている人に同情することを我が子に学ばせたまえ!
主よ、あなたに求める。
我が子に純潔な心と高尚な目標を持たせたまえ!
人に指示することを学ぶ前に、自分を制することを学ばせたまえ!
未来に向かって遭遇する時、過去のことも心を配れるようにさせたまえ!
主よ、これらの美徳を具した後、私は更にあなたに祈りもとめる。
我が子に十分なユーモアを与え、厳格になりすぎないようにさせたまえ。
我が子に謙虚な心を与え、「真の偉大さは単純と言うことであり、真の智慧は正直と言うことであり、真の力は優しさである」
これを永遠に心に記すように導きたまえ!そうして私は父親として、小さな声でこのように言うことができる…
「私の一生は無駄ではなかった」