最後に、宿題。
まあ、そんなに宿題ないけどね。
大学の授業なので、勉強したい人は勉強して、勉強したくない人はやめればいい。
基本的に毎日宿題がある。でも大体10分から30分くらいで片付けられる。宿題の目的も原則今日勉強したものの復習や練習だけ。
負担は少ないけど、ある程度の効果がある。ただ十数分の練習だけでも。
例えば、フィン語でスーパーの買い物リストを書いたり、旅行に行く時に持っていくもののリストを作ったり、ブログでの自己紹介文を書いたり、自分はどのような音楽が好きか嫌いかを書いたりすることだった。
物のリストを書くことで多くの単語に触れることができる。自己紹介の文章を作ることで自分のことを言う練習ができる。好きな嫌いな音楽を書くことで、好き嫌いの練習もできる。
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ここまで読んできていかがでしょうか。
歌を聞いたり、ゲームをやったりする外国語の勉強方法で、しかも宿題が少なくてテストがほとんどない。
良さそうに聞こえるだろう。
確か、いくら歌を聞かせたり、ゲームを遊ばせたりしても大量な単語や煩雑な文法を覚えることを避けることはできない。
それはどんな言語においても、どんな授業のやり方においても変わらない。
覚えないと使うことができない。
しかし、大量な単語も煩雑な文法もある中で、語学の先生ができること、やるべきことはあなたの代わりに暗記することでもなければ、あなたの勉強を超楽にすることでもない。先生がやるべきことはいかに生徒がこの言語に興味を持ち続けさせることだ。いかに生徒に諦めさせないことだ。
勉強することを諦める人が少なければ、生徒全体の語学レベルも自然に上がる。
これは僕の短い3週間の感想だ。