価値の高い従業員とは?

By | 2020/03/19

 

世の中で就業率が60~80%程度で考えると、世界中大多数の人は仕事をしている。

※日本で男性の就業率は約80%、女性は約60%。フィンランドで男性も女性も約70%。

 

 

みんな仕事している。

その中で価値の高い従業員とそうでもない従業員はいる。

 

 

よく聞く理論を参考にすると、どの団体も組織の中でもトップの20%の従業員が大半の成果を出している。

中間の60%はまあまあ生産性がある人々で、下の20%はほとんど生産性がない人々と言われている。

 

 

サラリーマンとしても雇用主としても経験のある筆者は、「価値の高い従業員」の「意味」を今日話してみたいと思う。

 

 

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問題発見だけではなく、解決策を提案し、具体的に行動し、成果を出す

これが価値の高い従業員になる「鍵」だと思う。

 

 

「問題発見」はその第一歩にある。

おそらく組織の中で下の20%は問題発見にさえ興味ないし、気にもしないだろう。

 

 

中間の60%の多くは問題発見できると思う。

しかし、この中間60%の人々は問題発見で終わるのがほとんどではないだろうか。

 

 

お茶の間の愚痴で終わる人。

飲み会の話題で終わる人。

このような人は多いと思わないだろうか。

 

 

問題発見は大切なことだが、問題発見だけでは「価値を生みだせない」のだ。

 

 

本当に価値を生み出せるのは「問題解決に対して解決案を提案し、行動する人」だ。

 

もちろん、解決案を考えて行動したからと言って必ず成果が伴うとは限らない。

しかし、成果は行動をしている人にしか作れない。

 

行動していない人間が生みだせる成果は間違いなく「ゼロ」なんだ。

 

 

問題解決案を提示し、行動を起こしたにもかかわらず応じてくれない会社は去っていけ!

たまにこういうことがある。

 

筆者の前職もそうだった。

 

会社がより成長するアイディアを同期3人と一緒に考え、問題発見、問題解決案から行動を起こした。

会社重役の前で自分がこれから起こしたいことを含めて提案した。

 

しかし、会社側から具体的な議論、考え方が来ず、一方的に「却下」という結果を押し付けられた。

 

それで筆者はその会社を諦め、切り捨て、転職した。

 

 

言われた仕事をやり続けるだけでは高い価値を生みだせない

どの仕事もそうだが、最初は言われた仕事をやる。

忠実に、正確的に、効率的にこなす。

 

これは重要で最初に期待されることだ。

言われた仕事をこなすことで給料をもらうわけだ。

 

 

しかし、それは「最初」だけ。

 

3年間も5年間も言われた仕事を繰り返してこなすだけではより高い価値を生みだせない。

つまり、勤続年数が増えるにもかかわらず、ITや自動化技術が進むことによって自分のできる仕事が減り、自分の給料が減ってもおかしくない状況になる。

 

 

繰り返しだけではない。

 

「より高い価値を生み出すために何をすべきか」

「より良い商品、サービスを作るために何をすべきか」

「より良い会社にするために何をすべきか」

「仕事に通じてより良い世の中にするために何をすべきか」

 

 

「掃除」だってそうだ。

「掃除」を「掃除」で終わらせる従業員は多いだろう。

 

 

しかし、「自分がやる掃除」の価値を高めることはできないのか?

できないって言ったらそこで終わりだ。

 

 

できる方法はいくらでもある。

 

例えば、自分が掃除した場所を通る人々にアンケートを行うのはどうだ?

どういうところをより改善したほうがいいか、その場所を使う人が気になることは何か、その場所を使う人の満足度はどのくらいか、満足度をさらに上げるにはどうすればいいか。

 

アンケートを30人分だけでもいい。

集計して上司に提出すれば、上司にとってあなたは他の清掃員よりも価値の高い清掃員になるに間違いない。

 

 

「そんなのやっても意味がないよ!」

は?やってみてから言え!

 

「やってみたよ!上司から反応なかったよ!」

その集計レポートを他の清掃会社に出せ!より高い給料が手に入る転職ができるはずだ。

 

 

これらができれば、あなたは価値がとても高い従業員になる。

自分で起業しても優秀な起業家になる。

 

できなければ、いつか職を失うだけだ。

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