フィンランド起業経験 会社の登記(2)

By | 2015/06/15

そして、「Smartius」に5月25日月曜のアポに行ってきた。

対応してくれたのは40代の中年女性弁護士だった。サービス業だからかもしれないが優しい方だった。

まずは私の事業概要とこれからの計画を簡単に説明し、マーケッティングサービス契約の必要性を話した。

彼女はフィンランドの法律に基づき、この契約の作るポイントを説明してくれた。

また、まだ会社が設立されてなくてもfounding documentという書類を作れば、私とクライアントとの契約を個人名で締結しても会社設立後に自動的に会社名になるという大事な情報を教えてくれた。

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Founding document というのは、A4の1ページに「私はこれからマルマル会社を設立するので、それまでにこの会社の代わりに実施したことはすべて会社設立できた時点から会社名義になる」という内容だそうだ。

もう一つ大事な情報は、日本と違い、会社の登記に登記申請書や会社定款を弁護士や司法書士に認証してもらう必要がないのだ。

ってことは、登記申請書を記入し、定款(memorandum of associations, articles of associations)を自分で作れば銀行で会社口座を作るのができる。会社の登記もできるんだ!

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ちょうど翌日銀行に会社口座の開設にどういう書類が必要かを聞きに行くんで、その時に会社口座も作れてしまうじゃないか?と思った。

よし、定款を作ろう!

打ち合わせの最後に契約の作成は5から7時間くらいかかり、1時間は170ユーロ(税抜き)の値段で、来週から着手可能との話で終わった。

信頼できそうな業者さんだった。

続く。

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