日本において特にそうかもしれないが、「せっかくこんないいイベントがあるのに発信していきたい」や「こんな素晴らしい信念を世の中に発信したい」とたまに聞く。
発信って簡単そうに実は難しい。
しかも大抵高いコストがかかる。
発信というのは何らかの情報を人に知ってもらうという意味だと思う。
発信という言葉は聞くに都合のいい言い方で、中身をいうと、宣伝もしくは広告ということから離れないでしょう。
発信の方法はいくらでもある。
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路上でティシュを配る。交差点で掲示板を持つ。チラシを家のポストに配る。検索エンジンに情報広告を出す。ブログを書く。フェイスブックに記事広告を出す。新聞に有償記事を出す。テレビ広告を出す。
どれも時間や金がかかる。
しかもターゲット対象や効率がそれぞれ全然違う。
まあ、これ以上の話は広告業界の専門家に任します。
ただ、発信という簡単に言いそうな言葉の中に、その代価、対象、効果、効率を慎重に吟味すべきと思う。