私の日本:(12)次の一歩と素晴らしいリーダーの到来

By | 2014/08/21

前述の記事にもあったように(次の夢 欧州留学(1))日本留学の夢を実現できたあと、次の夢を数年間考え続けた。

その結果、「海外での生活」と「起業」が現段階の人生の夢なので、欧州の留学はこのタイミングから準備を始めた。2社目の1年目の時、2011年だった頃だ。

ただし、留学にも起業にも資金が必要。私の貯金はまだ足りない。

なので、計算した。

留学と起業に必要な資金額を試算し、貯金のスピードで計算すると、2013年初から貯金額が必要最低限を越え、会社をやめるのができるようになるのだ(2013年入学で貯金が足りるようになる)。

次の夢 欧州留学(1)にも書いたように、留学の方向性が一度変わったので、2013年留学スタートの予定がずれ込み、現在の2014年秋スタートになった。

おまけに貯金は予定よりちょっと多いスタートだ。

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書くべきことはもう一つあった。

2013年5月、私の予定した辞めるタイミングに素晴らしいリーダーがやって来た。

これは運命のいたずらなのか?

アメリカの営業トップと子会社の副社長を経験したスウェーデン人だった。

私の想像した理想なリーダーに非常に近い感じだった。

市場と顧客に誠実に向き合い、正しく対応して行こうと思う方。

現実の不足を認め、修正する方法を考え出そうとする方。

部下の状況を把握し、コミュニケーションを図ろうとする方。

この会社を離れたい気持ちが90%から一気に50%まで下がった。

悩みに悩んだ。。。素晴らしいリーダーの元で働くことがどれだけ幸運なことかをよく知っている。

ただし、自分にはもう一度海外で生活する夢と起業する夢があるので、どうしてもこの会社に留まることができなかった。

最終的に2014年1月に会社を去り、短い2年間だった。

でも、悔いはない。

力を常にベストな状態で出し切り、反面教師のような人間が多くいても様々なことを勉強できた。

ちなみに、今になったこそ話せるが、私の経験した日系企業と外資系企業には多くの期待外れがあった。あくまでも私の経験した2社だけの話だが。

日本企業のほうについて、会社を一回出てからわかるが、社内の人間は非常にまともだ。

そのポジションにいる人はそれなりの能力を持っている。

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質素で地味だが、しっかり強い芯を持っている。

やさしくて誤りに寛容的だ。

体制が硬く、意思決定が遅く、個人昇進も遅く、評価が上がらないが。

日本の典型的な大企業だった。

外資について、会社によってそれほど人を切らない会社もある。特に私の行った会社は15年くらい前の日本企業で外資に買収された会社なので、多くの文化は日本企業に近い。

ただし、給料を多くもらっている人間は決して素晴らしい人間と限らないし、仕事ができるとも限らない。それは知力においても人間力においてもだ。

一体両面のように良い面も悪い面も相対的だった2社だ。

続く。

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