私の日本:(14)独立の実体験

By | 2014/08/23

半年は短かった。

でも、凄く豊かな時間だった。

事業の面では、加藤氏の力を借りてサイトを作り始めた。

財布を無くした時に中に入っている各種のカードの紛失連絡電話番号の一覧を作った。

このリストを見れば、瞬時にそれぞれのカード会社に電話することができて、すぐに止めることができる。

そして、再発行のホームページリンクも全て貼り付けた。カードの再発行手続き情報一つずつネットで探す必要がない。

また、他にも英語勉強法のサイト、心臓病関係のサイトを含め、この私のブログも含めてこれで立ち上げた。

事業の立ち上げ、事業の運営、拡大の施策などを色んな議論を経て実際に経験させてもらった。

その体験はまるで果てしない海の中で正しいような方向を探すように、アマゾンのジャングルの中で歩くべき道を探すように、判断材料は必ずあるが、いつも足りないように、今でも速く走っていきたいけど、次の瞬間に穴に陥ってしまう恐怖は消えない。

スポンサーリンク

非常に貴重な体験だった。

人間関係の面でも広がった。

単純に広がっただけではなく、人を見る目も成長した。

会社員の時代において、色んな人に知り合っても自分の業界や自分の職種に関係しなければ、正直どうでもよく思った。

一週間中に少なくとも会社に50~60時間いるので、会社と関係ない人と知り合って時間をかけて付き合うことにメリットは感じなかった。

今は違う。

自分で独立の道を歩み始めると、直接じゃなくても間接的な関係も大事になってくる。

一番大事なのは仲間だ。

もちろん給料払ってきてもらう仲間も大事だが、給料が少ないもしくはなしでも助けてくれる仲間、忙しくても時間を分けてくれる仲間、めんどくさがらず助言してくれる仲間、一緒に提携してやっていけそうな仲間など、全て重要だ。

そしてその広がるスピードが一気に上がった。

カフェ英会話で知り合った人々、Vital Japan/Englishで知り合った人々、テニスで知り合った人々、起業の繋がりで知り合った人々などなど。

しかし、残念ながら、仲間になれる人、仲間にしてもいい人は極僅かだ。
ここが見極めになるのだ。

連絡しても無視する人。
軽いお願いしても助けてくれない人。
人のことをより深く知りたくない人。
自分のメリットしか考えない人。
少しの時間もかけてくれない人。

残念だが、これらの人は切り捨てるしかない。

お願いしたら必ずやってくれる人、会いたいと言ったら仕事が夜中に終わったとしても来てくれる人、お互いのことを考えて進められる人。

5人くらいしかないかもしれないが、最も大事な仲間だ。

仲間の皆にチャンスをやる時は必ずやってくる。待ってろ!

2014年1月~7月までの半年しかなく、凄く短い。

生活の密度(できたこと)が低いかもしれないが、人生の密度(思い出)が高かった。

悔いのない選択だった。

次はフィンランドで自分の会社を興すのだ。

ためてきた自分の力を試すのだ。

s_IMG_3046

最後。。。。。

こうやって、このシリーズ記事を書き始めたのは2014年6月上旬だが、今書き終わったのは既に出発1週間前を切る7月下旬になった。

延べ1万3千字。

私とかかわった方々に感謝の気持ちを申し上げたい。

ありがとう!皆!楽しい時間をくれてありがとう!思い出をくれてありがとう!悔いのない人生をくれてありがとう!

日本の八年、長いようで短い。

笑いも苦しみもあり、背を精一杯伸ばし、思い出を胸に、新たな人生の旅に出よう。

また会おう!日本!

日本語の記事一覧はこちら

この記事いかがでしょうか。一つのシェアやコメントでも大きな励ましになります!


スポンサーリンク


日本語の最新記事


2 thoughts on “私の日本:(14)独立の実体験

  1. 健一

    初めまして。
    いつもブログを楽しんでいます。私は日本人の学生で、海外や起業に興味があったので、あなたのブログはとても面白いです。今はフィンランドにいるのですか? 台湾と違い寒いと思いますが、健康に気をつけ頑張って下さい。
    僕もあなたのブログからエナジーをもらったので頑張ります。加油!

    Reply
  2. tei Post author

    健一さん、コメント頂き、ありがとうございます。
    そうです。今はフィンランドで勉強しております。
    ぜひ悔いのない人生をお過ごしください!

    Reply

Please share your comment here

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です