研究室に入籍できたら、まずは正式修士課程に入るために試験を準備しなければいけない。
私の目指す精密機械修士課程には2パターンの入学方法がある。
一つは日本人学生が使うルートである物理や数学などの筆記試験(日本語で)を経て面接という方法だ。
もう一つは外国人学生が使えるルートで、英語の試験と学士論文の提出で審査を受けるという方法だ。
英語の試験は語学能力とGREの2項目だ。
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語学能力はTOEICとTOEFLの両方とも使用可能で、私は既に昔台湾でTOEICを受けた(2年以内)し、点数は最低限必要な点数をクリアしているので、そのままこの点数が使える。
そして、台湾の大学生には基本的に必須ではない「論文」を2学期に渡ってとったことがあったおかげで(しかも英語で書いたおかげで)論文をそのまま手間なしで提出できた。
なので、当然ながら私は外国人ルートの入学試験を選んだ。
唯一大変だったのはGREだ。
その時、GREは今と同じ数学と英語の2科目だった。
数学は中学レベルなので、誰でも簡単に満点くらい取れる。
英語は大変だった。単語は使われないものばかりだった。
CheckがStopの意味でテストに出たり、自転車の車輪にある放射線状の金属線を指す専門用語が出たりすることで、四苦八苦だった。
1ヶ月頑張った。結構頑張った。週7日間で9時~22時ひたすら単語の勉強だった。
休みは昼食の1時間と夕食の1時間。
まあ、それで結果的に十分な点数が取れた。
そのタイミングは5月末だった。点数も取れて書類も用意できたので残りはもう審査待ちだけだった。
しかも先生の話によると大体問題ないということなので、かなりほっとしていた。
つまり~~!6月から入学の10月まで4ヶ月は自由!ってことだ!
せっかく留学してきたし、日本語も多くの日本人と話し合って練習したいし、サークルに入ろうと思った。
続く。