サラリーマンと起業家の違い:まずプロトタイプ商品作って売ってみるか、市場調査するか

By | 2018/07/13

筆者は日本で5年半ほどサラリーマンをやり、現在起業してからすでに3年が経ちました。(全然成功していませんが)

 

この間に行動に明らかな変化がありました。

 

その変化を説明する前に、まずタイトルの質問を読者のあなたに聞いてみたいです。

もし何か新規事業を始めようとするときにあなたが取る第一歩の行動は「プロトタイプ商品を作って売ってみるか、もしくは市場調査を行うか」です。

 

サラリーマンの自分ならばこう動く

サラリーマンでしたら、自分一人で完結することが少なく、報告をして許可を得ないと動けないことがほとんどです。

 

そのため、何か新しいことを始めようとすると、その新しいことを一直線ですぐやるより、その新しいことの意味、売上や利益を生み出す可能性、証拠などを集めて提出し、チームや組織を説得した上で、許可を得ないと進められません。

その説得のプロセスを行うため、市場調査を行い、データを得てきれいなスライドを作ってプレゼンを行います。

それで許可をもらってから初めて新しいことを始めることができます。

 

大きいな組織もしくは大きいな資金を動かすなら、この方法やプロセスが最も一般的かもしれません。

 

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起業家の自分ならばこう動く

しかし、起業家になった今の自分ならこう動きます。

市場調査は最小限しか行いません。

 

最小限というのは競合の存在、競合の価格と競合の商品内容くらいです。

つまり、ネットで調べて1時間以内にわかるような情報しか調べません。

 

新規事業の市場規模、市場トレンド、今後5年間の売上、利益状況推移や3年間戦略、社内リソース調査と確保など一切やりません。

小規模事業者にはリソースが少ないので、リソース配分に関する計画を比較的に長い時間をかけてやること自体意味がないからです。

市場調査や計画より、プロトタイプの商品やサービスをいかに早く作り上げ、売ってみることです。

 

 

売ってみてから初めて、なんでこんなにいい商品・サービスなのにお客様は払ってくれないだろうと思います。

そして、お客様がお金を払ってくれた時点で初めて商品やサービスの可能性を感じます。

そこれからフィードバックをもらい、改良改善に力を入れます。

お客様が徐々に増えてきたら、さらにマーケティング計画を作り込み、競合他社をより詳しく調査し、差別化や戦略対策などを練っていきます。

 

あなたはどのような動きを取るか?

サラリーマンから起業家になった最初の時(数か月~1年くらいかな)に筆者はやはりサラリーマンの動きをしてしまいました。

どうしても市場データを調べないと進めるのはよくないと思い込んでいたのです。

 

でも、今でしたら調査より動き出すことを優先にします。

既に有名なコンセプトですが、「リンスタートアップ」ということになります。

興味ある方は是非グーグルしてみてください。

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