私の人生に一つ大きなターニングポイントがある。
今から14年前、19才で、大学一年生のごろだった。
台湾の教育は実に日本に結構似ています。
試験、標準回答、点数、学歴が全てだ。
学生の勉強に必要なのは楽しさではなく、忍耐強さだった。いわば我慢。
そんな試験を小学校から高校まで毎日毎日やってきた私には、「とりあえずいい大学に入れればいい」という考え方しか頭になかった。
そこそこの学校に入ったら、「よし!これから一生涯遊ぶぜ」としか思わなかった。
スポンサーリンク
今考えるとバカみたいだね。
授業は行かなかった。
夜は徹夜して夜遊びした。
朝になったら教室に行って寝る。
授業終わったら、電子掲示板でチャットしたり、合コンに行ったりする毎日だった。
一年生の第一学期は運が良く、不合格は1科目だけで終わることができた。
第二学期はそうも行かなかった。
今でも良く覚えている。その悲惨な中間テストの成績。
微積分27点、物理15点、化学18点、英語44点、フランス語0点。
ちなみに、満点は100点。
一学期中の半分の単位が不合格になり、次の学期の1/3の単位が不合格になると退学になるので、その当時の私にとってはかなりの衝撃だった。
あれ?いい大学にさえ入れればいいじゃないの?
続く。