フィンランドの12月7日に、日の出は9時半で日の入りは午後3時前。ちょっとつまらなくなる時期だけど、夜中に日本酒の味わいながらブログを書くのも良い一日の終わり方だ。(日本酒を日本から背負ってきてくれた加藤氏へ感謝!)
さて、本題へ。
タイトルは多くの大学生を悩ませた質問だろう。
私は自分の経験を提供できる。
私は工学系の機械工学科と理学系の生物学科を大学から卒業し、直接工学系の大学院に進学した。
その後、マーケティングとプロダクトマネジャーの仕事を経て商学系の修士課程に進学した。
よく言われたのは、大卒してすぐに修士に進学したほうが勉強が一貫して忘れないうちに学位を取れる。
一旦仕事を経てから進学すると学業の知識はだいぶ忘れてから勉強すると過去の知識を取り戻すには時間がかかる。
その反面、仕事の経験があるとどういうことが大事か、どう勉強すべきかがわかる。
という話は大学生だった私も聞いたことがある。
実際どうだろう?
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結論から言うと、「仕事してから大学院に入ったほうがいい」と私は思う。
なぜなら、仕事で気使える技能、知識は経験していないとなかなか理解できないものが多い。
経験した人としていない人は同じ学校で2年間過ごすのは天と地の差と私は感じる。
仕事の経験がなかった私は研究室で先輩と先生の言われる通りに沿ってやるしか選択肢がなかった。
もちろん、それ以上も自由にいろんなことをさせてもらえるが、何をすれば自分に一番いいかわからなかった。いろんな選択肢があってそれも良さそうで適当にやってみるしかできなかった。
結果的に自分の専門分野の成長は研究室のルール、先輩と先生の能力を超えることができないと今振り返って考えるとそうだった。
そして今、二回目の大学院修士課程。
先生たちの力の限界が見える。
クラスメートの力の限界も見える。
自分は何ができるか、何ができないかもわかっている。
何が知っていて、何が知らないのもわかる。
それで全ての授業ではなく、授業を選んで選択的に力を入れる。
それで必要な知識(知っていた知識がシステム化されたものというべきか)を吸収することができた。
自分の時間をどこに使うべきか、どう使えば一番効率的なのか、最も自分に有益なのかもわかる。
つまり、2年間を自分の狙う通りに有用に使えるんだ。
こういう2年間から生む差が大きい。
あくまでも一個人の経験だが、ご参考になれれば幸いです。