そして翌日の5月27日から怒濤の数日が始まった。
話はここJyvaskylaで勉強してる日本人の女性先輩から始まる。
彼女はフィンランド人と結婚し、学生でありながら日本からの番組ロケをコーディネートしたり、フィンランドに関する記事を書いたりして仕事もされている。
彼女も起業を考えられ、この前の記事でも話したYritystehdas が主催する移民者向けの起業講座に通っている。
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彼女は私が起業したいことを知ってて、ちょうど次の授業は税金関連なので、来る?と誘って頂いた。
私は税金の実務や会計事務所を知りたいので、直接その授業の先生に連絡し、「今起業したいので税金関係の詳細を勉強したい」と許可を取ろうとしたが、先生は授業が結構基本で、実務までは行かないという理由でやんわり断ってきた。
授業は役立たないなら、とこかの会計事務所を紹介してくれない?と頼んでみたら、「あなたはまだYeitystehdasの登録客様ではないので、直接会計事務所の紹介はできない。まずビジネスプランを持って来てくれ。そこから話すんだ。」との話が来た。
私は頭の中に結構切れた。
お宅にあるビジネスコンサルタントの二人と三回もミーティングをやってGOサインも出してくれて私も起業補助金の申請を出したのに、なんで今更最初に戻ってビジネスプランを話さなきゃいけないんだよ!
この考えは今から考えると、大間違いだった。
その時は、またビジネスプランを話すんで時間かかるしあまり役に立たないだろうけど、とりあえずもう一人知ることできるので行っとこうかと考え、二週間後の5月27日のアポを取った。
行ってみたら、すごかった。
起業助成金の審査官を呼んでくれたんだ!
その場で私のビジネスプランの説明を審査官にも聞かせるだったのか。
これは凄いぞ!俺の助成金がこれで決まるかどうかにかかってるぞ!
そしてこの3人目のビジネスコンサルタント(本名は書かないが知りたい人はメールにて)も起業助成金が通るように推薦書を書いてくれる。
同時に会計事務所も紹介してくれるそうだ。
メッチャクチャいいんじゃないか!
続く。
こんにちは。現在、フィンランドで教育の輸出入を事業とする会社を起業したく、大使館に問い合わせしたり、フィンランドの移民局などのホームページを読んだりして、起業が可能かどうかや、その為に必要なことを探しています。
事業プランは現地フィンランド人に聞いてもらったところ、仕事はたくさんあるが、いいプランだと返答をもらいました。
フィンランドで起業するために動かれているとホームページで拝見し、日本にいる状態で起業をフィンランドでするために必要なことをご存知であれば教えてくださいませんでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
岡本 美奈
岡本さん
こんにちは。
教育の輸出入に関してフィンランドのどのような教育機関と提携するかにもよると思いますが。。
ちょうど関係性の高い会社を1社知っております。
EduCluster FinlandというJyvaskylaにある会社ですが、株主がJyvaskyla大学とJAMK技術大学でこれらの大学がこの会社を経由して教育サービスを輸出しています。そして、彼らの話を聞くと、フィンランドはすべて学費無料の法律があるので、輸出にしても個人を相手に費用を徴収してはいけません。なので、彼らは政府や教育機構のみをターゲットとしています。
直接大学などの教育機関と提携するならEduCluster Finlandと同じ形態になりますが、おそらく一番の問題はどこまで強く連携できるかですね。EduClusterの株主が大学なので、親子関係で連携が非常に強く、この点においては優れています。
或いは日本で代理店となり、EduClusterのような教育サービス輸出会社と提携して、岡本さんが独占で日本の市場を開拓するのがやりやすいかもしれません。
会社設立はたぶん日本で設立してもフィンランドで設立してもビジネスに対してそれほど大きいな影響はないと思います。しかし、フィンランド在住でなければフィンランドで設立するのはかなり難しくなります。
また何かございましたらいつでもご連絡ください。