交通費に関し、私はマイナス20度からプラス30度にかかわらず年中自転車通学なので、基本的に交通費は無料。中古自転車を店での購入が60ユーロ(高い!けどいくら安くても50ユーロくらいはかかる)、タイヤのパンク修理代20ユーロで(しかもこれは中古タイヤやで!)この10ヶ月の通学交通費のすべてだった。月換算8ユーロかな。
冬の時は7割~8割の人は自転車をやめ、バスを使うか歩くことを選ぶ。バスだと学生であれば月40ユーロくらいの乗り放題パスがある。私のRoninmaki寮から市中心は約4キロでバス15分(自転車も15分)。車を使う人もいるが、話を聞くと税金やガソリン代で月100~300ユーロくらいはかかるそうだ。
スポンサーリンク
医療費。基本的にビザ申請の時に強制的に医療保険を買わせられるので、高い医療費(事故、入院など)がかかった場合でも自分の買った医療保険に申し込めばお金は返還される。
日常の風邪やお腹が痛い時は学生クリニック(Finnish Student Health Service)に行けばよいのだ。学生証を持っていれば、基本的に学生クリニックで病気を診てもらうのは無料!
ただし、要注意なのは歯医者さんがすべて有料、しかも治療時間によって10分間ごとで料金が計算される。
私には持病(大したことないが)があり、毎日薬を飲んでいる。その薬をもらうための処方箋が必要で、先生に診てもらい、処方箋を出してもらうことが無料だった。ただし、薬は有料なのだ。私の薬の場合、日本でもらうと保険が効いて3千円程度に対し、こちらは3千5百円程度。それほど高くはなかった。
歯医者さんにも見てもらう経験がある。差し歯が取れ、朝8時に電話で急診を学生クリニックに申し込み、当日10時のアポを取れた。本来先生は応急対応だけやって市立病院に転送する予定だったが、実際の状況を見たら、学生クリニックでも対応できるとわかり、20~30分程度の治療時間でセメントを使って差し歯を戻してもらった。30ユーロくらいだった。
また、学生クリニックは基本的に予約制だ。電話で予約を取って時間とおりに行くのが基本。予約とって連絡なしでキャンセルすると20~30ユーロの罰金が課されるそうだ。
朝まで我慢できる急病は平日朝8時から対応してくれる。夜や休日の我慢できない急病は市立病院に行くしかない。
私には市立病院で診てもらう経験ないが、友達と一緒に行ったことがある。骨?関節?が痛いということでX線撮影が必要かなと思い、市立病院に一緒に行った。平日の昼間だったので通常対応で、まず第一窓口である看護師さんに判断してもらい(個人情報の記入も)、その後先生に診てもらう段取りだった。
自分で健康保険を買ってフィンランドに来てるわけなので、あまり病気を我慢しないほうがよいかと。。。
続く。