いよいよこの物語も最終章に向かう!(フィンランド起業経験 起業助成金の手間(4)から続く)
思い出せば助成金って申請を最初に出したのはもう3月頃だったよね。
その時は単純に必要な書類を担当機構TE officeの窓口に出せばいいと思ってた。
それで一ヶ月連絡なし。
そして進捗をフォローできるオンライン手続きができるようになるのは2ヶ月時間もかけて準備した。
その後の5月頃に友人が起業講座に参加する関係で公的機構のビジネスコーチと知り合い、ビジネスコーチからもアドバイスをもらい助成金申請に大事な推薦書も書いて頂いた。
しかもそこから直接助成金の審査官とも繋がりがあり、審査官と面談することもできた。
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会社を6月に設立し、起業ビザも8月に申請し、つい先日の11月上旬にビザ許可が降りたばかり。
早速ビジネスコーチに指示を伺い、起業ビザ許可のPDFを助成金審査官にメールで送付した。
その数日後、審査官から直接電話が来た!
「申請時に提出してくれた税金滞納状況証明書は3月のもので3ヶ月内という期限が切れたので新しいものを提出してください。また会社最新の財務諸表も提出してください。助成金の結果はその後に決まる」とのことだった。
ちょうど起業ビザの書類対応で2週間前に用意した最新のものがあるので、そのPDFを当日に送った。
そしたら1週間足りずに助成金許可の書類が家に届いた!!!
ようやく!!来たのか!!
もう9ヶ月も時間かかったぜ!!
助成金の詳細に関し、2015年のベースの金額は一日に32ユーロ。
業種、必要性によってそれにプラス0から60%の増額が加えられる。
僕の場合は30%増額で、合計一日42ユーロだ。
平日だけカウントし、月に22日分で半年間支給される。
合計約5500ユーロだ。(日本円75万円くらい)
ちなみにこの金額に所得税がかかるので、手取りはもうちょっと少ない。
決して大きいな金額ではないが、起業家にとって大きいなサポートになる!!
顧客用契約書作成で1500ユーロ、会社登記で400ユーロ、商標でまた900ユーロ、起業家年金で一年1800ユーロ。会計サービスで毎月100ユーロ。
事業本体にお金まだ回してないうちにすでに大金を使わざるを得ない。
フィンランド政府の支援がいかに大きく感じるかがお分かりになるでしょうか。
さーちょっとした資金も入ってきたので事業本体は頑張るぞーー!!!
初めまして。
フィンランド・起業をワード検索したところ、こちらのブログにたどり着きました。
私は現在日本に住んでおり、夫が美容師をしている者です。
フィンランドで起業したいと夫婦で前々から夢のように話していたのですが、いよいよ本気で考えようと思い、起業のプロセスを知りたくネットで調べている日々です。
フィンランドで美容院を開業したいのですが、ビジネスプランはあれども相談できる人も居らず、まずは何からスタートすれば良いのかと悩んでいます。
拝見したところ、Jyväskyläでビジネスコーチングを受けながら開業まで達成されたのですね。
(私はJyväskylä kesäyliopistoに2度参加していました!)
夫は日本語以外全く話せず、私は英語と少しフフィンランドが話せる程度なので、周りからは無謀な挑戦だと言われバカにされている状況です(笑)
ブログの内容を夫婦でじっくり拝見させていただき、夢を現実に出来るよう計画を練りたいと思います!
質問をさせていただくかも知れませんが、よろしくお願いします。
さおり様
コメント頂き、ありがとうございます。
私はまだ結果を出していない無能な起業家ですが、もしかしたらビジネスプランやフィンランドでの起業情報についてご質問にお答えできるかもしれませんので、連絡先をメールでお送りいたしておきますね。
最初から資金のついたケース以外、ほとんどの起業はバカにされるでしょうね(笑)
周りから支えの声もあれば冷たい声も当たり前なので、大事なのは自分のやりたいことと自分のほしい人生を手に入れるために一歩ずつ踏み出すことでしょうね。