あれ?いい大学にさえ入れればいいじゃないの?
今まで勉強してきてまだ足りないの?
何で一生懸命大学に入っても楽にできないの?
これが台湾教育の結果だ。
残酷な現実。
中間テスト成績発表後のある日の昼、授業がないので寮に戻り、ルームメイトは誰もいなく、静かだった午後だ。
いつもならパソコンを起動してネットサーフィンをやるこどだったが、その日はしなかった。
デスクに伏せ、窓の外の緑と日差しを見ながら、考え始めた。
「私は何でここにいるんだろう?」
「私は何のためにここに来たんだろう?」
「これが私の欲しい生活なのか?」
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一つ目と二つ目の質問はすぐに答えを出せなかったが、三つ目の質問はすぐに答えが出た。
「違う!」
じゃ、私が欲しい生活ななんだろう?
当時心に出てきた答えは、
「カラフルな生活だ」だった。
ここから動き出したんだ。
コミュニティ・サービス・サークルというところにあるすぐに参加できる3ヶ月のプロジェクト募集をいつも使ってる電子掲示板から見つけ、すぐに参加した。
地域の子供たちに教育サービスを大学のサークルから提供する活動だった。
先輩や同級生と一緒に企画し、準備し、運営して最終の本番まで、人生でやったことのないことばかりだった。
厳しい時に、叱られた時もあったが、かつてない魅力的な「充実感」を味わったんだ!
「これはカラフルな人生に近いかも!」と思った。
続く。