今日はフィンランド語講座の2回目で、レッスンの中に女性のフィンランド人先生(50代?)から雑談でフィンランド社会とフィンランド人女性についての話が出てきた。
まず、他の記事にも書いた通りに、フィンランドでの教育と医療はほぼ完全無料になっている。
その財源として、高い税金が徴収されている。
日本の税金(年金、健康保険諸々含め)は約30%に対し、フィンランドは約60%
そのため、生活を維持するために共働きが必要との理由の一つになっているそうだ。
また、年金は日本と似たような構造で、国民年金と厚生年金に構成されている。
違うところは、国民年金は税金で賄うため、国民の誰でももらえる。そして、厚生年金は働かないともらえない。
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つまり、主婦をする女性だと厚生年金はもらえない。そのため、女性でも経済な独立及び老後の収入を考慮し、働く道を選ぶそうだ。
加えて、フィンランドの離婚率は非常に高く、50%に及ぶそうだ。
日本と違って必ず双方の判子が必要ではなく、片側が離婚を申し立てると、半年後に必ず離婚できるという。
(出典)
日本の共働き状況、男性の家事負担状況、親世代の女性就業に対する意識、一般会社が男性と女性に課する業務時間長さの違いなどフィンランドの状況になるにはまだまだ道のりが遠いでしょうね。
ちなみに、今日は先生に大学生の日常交通手段を聞いてみた。自転車だそうだ。自転車にも冬タイヤを装備すると、冬でも使うそうだ。
私もマイナス20度の冬に自転車を乗るかな。。。