私の日本:(10)転職に踏み切る

By | 2014/08/19

3年経った時点で、自分の未来をもう一度考え始めた。

これでいいのか?

もし続いて今のところに3年いるとどうなる?私にはどんな可能性がある?

・同じポジションで昇格する?
・海外に赴任する?
・他の部署に異動する?
・給料は少し上がる。
・評価は変わらない。

つまり、3年内に大きな仕事を任される可能性が極僅か。給料も微増のみ。

うん、これだけでは3年間かける価値がないよなと思った。

「社外で一度評価してもらってもいいじゃない?」と思った。

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昔から電話がかかってきたことがあるのと自分でネットで探したのを含めて3社のヘッドハンティング会社を使った。

日本語と英語の履歴書と職務経歴書を用意し、ヘッドハンティング会社に通して提出。

実際に面接に行かなければいけないのは時間かかったが、予想より他の書類の用意などはさほど手間と時間かからなかった。

外資系中心に合計5~6社に応募し、幸い1か月半ほどで初オファーをもらい、まだ進んでいる途中の2~3社を辞退した。2011年の10月ごろだ。

だめになったのもあったが、オファーをくれる会社からは高く評価された。

予想以上に。

仕事の内容は今と同じだが、規模は10倍。
給料は名目上30%増だが、残業代を入れると実質45%増。

社会に出て4年目の私にとってとてつもなく大きいだった。

ここまで認めてくれるとは思わなかった。

この今の会社でいくらやっても中の評価しかもらえない私に、こんな。

心は一瞬にして動いた。

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やってみたい!

文化の違う外資。
個人主義で仕事を仕切ることができる。
5倍くらい違い手取り金額。
違う環境と違う人。

新しい世界を見たくて仕方がない。

3年5ヶ月在籍した1社目の仕事を辞め、新しい世界に移った。

続く。

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