読書は量が大事?質が大事?本の本質を見極めているか?(1)

By | 2014/05/27

テレビや雑誌でよく見かけます。

某有名人が「読書好きで毎週20冊を読む。家に壁一面の本が並んでいる」とか。

見覚えないですか?

それをあなたはどう思いますか?

「すごい!博識だろう!色んなことを知っていそう!私もそうなりたい!」とか思われますか?

こんなところで考えてみてほしいことがある。

「本はたくさん読めば読むほどいいですか?」
「市販されている本は知識になる?市販されていないものは知識ではない?」
「本を読んだ効果をどう評価している?」

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本をたくさん読めば読むほどいいと思う人が多いと思う。

それは「本=知識」という既成概念の働きにより、たくさん本を読めばたくさんの知識が身に付くという錯覚と私は思う。

考えてみてください。

今日1冊の本を読みました。そして?

自分はどう思ったか?本の中にどの言葉が大事だったか?というポイントを掴んだか?

「はい、わかっていますし、ポイントも掴んでいます!」と答えられたら、次に、じゃ自分は今日からもしくは明日からどうしますか?何か変化を起こしますか?

いつもと何にも変わらずに明日を過ごすか?
いや、明日から「XX」を意識して変化を起こす?

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或いは、「読んだものは意識の底に入り、自分は知らない間に少しずつ変わっていく」と言って逃げるか?(まあ、実際本当かもしれないが)

例えば、「今日はこの本を読んだ!すごくいい内容だったよ」と思えた本があったとしよう。

じゃ、来週にこの本に関して勉強できたことを一言で言ってくださいと言われると何かを思い出して一言言えますか?

じゃ、1ヶ月後は?半年後は?1年後は?

或いは1年後にもう何も覚えていなく、結局読んだだけで終わり、何も変化が起こっていないのか?

私個人的な考え方に過ぎないが、読書のポイントはここにある。

何冊読んだなんてどうでもいい!

大事なのは、1冊の本から何を読み取り、何が変わることである。

続く。

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