最初に言うが、指数を見るのはただ比較して自分が劣ることを知るためではない。
何が違うか、何を改善すべきか、自分一人として何を考えなければいけないかのヒントを得るためだ。
面白い指数を見つけた:国家破綻指数(Fragile States Index 2014)
The Fund of PeaceというアメリカのワシントンにあるNPO組織が発表された指数だ。
まずはランキングを見よう!
最も安定な国は。(リンク内の表を最も下から見る)
<グループ:非常に長期維持可能な国>
1位 フィンランド
このグループでは一ヶ国のみ!
<グループ:長期維持可能な国>
2位 スウェーデン
3位 デンマーク
4位 ノルウェー
5位 スイス
と言うトップ4が北欧諸国の結果。
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6位 ニュージーランド
10位 オーストラリア
<グループ:非常に安定な国>
14位 ドイツ
19位 フランス
20位 アメリカ
22位 日本
23位 韓国
<グループ:安定な国>
29位 スペイン
21位 イタリア
<グループ:要注意な国>
94位 ロシア
98位 インド
111位 中国
<グループ:非常に高い危険性>
174位 スダン
175位 コンゴ
176位 中央アフリカ共和国
177位 ソマリア
178位 南スダン
最下位5か国は全てアフリカ国家という現実だ。
指数には12種類の数値を計算した上ランキングしている。
例えば、環境、病気、難民、差別、暴力、経済発展、貧困率、政治腐敗度、麻薬規制、公共サービス、インフラ整備、安全保障、人権、政治闘争、外国からの介入などが考慮されている。
日本の各項目詳細はこちら(指数が低ければ低いほどいい)
11~12年は大震災と原子力発電事故の影響で指数が一時高まったが、基本的に安定して低い数字を保っている。
ただし、環境・汚染(火力発電所による?)と暴力や無力問題?の指数はなかなか上に行かない。
フィンランドの詳細はこちら
経済が軽微に悪くなる以外、ほぼすべての指数を安定して最も低いレベルの数値が出ている。
これらの細かい分析を見ると、一つの国をこういった人権から経済まで評価することが一つの方法としてある。
なかなか面白く、自分の国の状況を把握することもできる。
※台湾はリストアップされたが、データがない。