フィンランド留学生受け入れへの心遣い(2)

By | 2014/08/27

次は、チューター制度だ。

チューターは全ての留学生に割り当てられ、主に入国直後から生活が安定するまでの期間の面倒を見るのだ。

入学合格許可が下りたら、学籍登録カードが郵送で送られてきて、このカードにメールアドレスなど個人情報を埋めて返送すると学校のシステムに登録される。

フィンランドに到着する2週間前から1ヶ月前くらいに学校はチューターを志望した学生らに留学生の連絡先を教え、連絡を取るように指示する。

そして、留学生の到着航空便、ユヴァスキュラに到着するバス便と住むアパート(事前にネットで予約)情報を入手し、アパートの鍵も事前に取得し、留学生が到着した当日にバス停でピックアップしてそのままアパートに同行してくれる。

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もちろん、生活用品の店の紹介、学校の授業の登録から銀行口座の開設、健康保険の登録まで、全て一緒に対処することができなくても情報をもらうことができる。

実にすばらしい制度だ。

国際学生部の秘書が3日前に、私のチューターは昨日の7月12日にそれぞれメールをくれた。(この文章が掲載される時は既に1ヶ月以上経つが。。)

私の到着日、時間を確認してくれ、ピックアップしてくれるそうだ。しかも、最初の生活用品の調達とキャンパスの案内もしてくれるそうだ。

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非常に安心且つ嬉しい制度だ。

日本もしくは台湾の大学も留学生にこのような制度を設けたらより国際化や外国人にやさしい環境を作ることができるのではないかと思う。

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2 thoughts on “フィンランド留学生受け入れへの心遣い(2)

  1. 旅する蛮族

    初めまして。

    日本で生まれ、ベルギーで育ち、日本に戻って就業した後、ドイツでも就業、紆余曲折あって先月からフィンランドの応用科学大学で国際ビジネスを学び始めました。様々なことが重なって起業を考え始めて情報収集をする中で、Ken Chengさんの本ブログにたどり着きました。これからしっかり読み込んで自分の人生に役立てます!キートスショップのブログの方でも企業ビザに関連する記事公開をされていて、詳しい情報を得られることに感謝しております。

    さて、こちらの記事のチューター制度、私もちょうどお世話になっており便利だなと思っていたところでした。2年生の先輩なので1年目のことも気軽に聞けるし、他にも外国人学生担当のコンサルタントが大学に常駐していて不安がかなり軽減されます。学生団体のオフィスに行けば食器やシーツなどの「とりあえずの一式」も50ユーロくらいで買えるらしいし、学生専用のアパート運営会社もやりとりが迅速。ちゃんと学業に集中できる環境が整っている気がします。

    かなり昔の記事なのでコメントをご覧になるかは分かりませんが、お伝えしたくて書き込みました。キートスショップ、心より応援しております。

    Reply
    1. Ken Cheng Post author

      コメントありがとうございます。
      関連記事がお役に立ててよかったです!
      フィンランドでの起業、是非頑張ってください!!

      Reply

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