私の日本:(11)新しい世界とお金

By | 2014/08/20

さすが新しい世界、予想とはかなり違った。いい意味でも悪い意味でも。

簡単に言うと、いいことは「自由」と「収入」だった。

会社に行く時間、会社にいる時間、仕事の進め方などはかなり大きい範囲で自己裁量できる。

思うように動かせる範囲が広い。

もちろん、収入が高い分、貯金にも多く回せた。

その反面、「教育しない」、「個人プレイ」、「無能なリーダー」が最も大きいな問題だった。

仕事の引き継ぎはしない。

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仕事の内容を聞いても聞かれたことしか教えてくれない。

放置された。

私の上司に当たるマネジャーも無関心だった。トラブルに発展しない限り、何もしないのだ。

他のチームも他のメンバーも何も見えていないようにしている。自分と関係ないからだ。

全体を把握していて最適化した教え方を誰ひとりやろうとしない。

まあ、自分で探れ!と。

同じ意味で、個人プレイ中心な環境だった。

まとめられるリーダーがいなかった。

自分で何とかするしかなかった。

上司が無能なので、チームがうまく機能しない。

戦略の構成や修正なども正しい方向に導くことができなかった。

残念なことだ。

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せっかく転職したので、もうちょっといいものを見たかった。すごい人を知りたかった。

そんな状態なので、短いがこの環境から離れたいと思った。無駄な時間に1秒でもかけるべきではない。

ちなみに、金に関して補足した。

高い給料が魅力的に見えて転職したのは事実である。

一般的に見ると、金が好きだからと言われるかもしれない。

金を多く手に入れたとしても使い方によって大きく変わってくる。

私にとって、努力と金は同じものだ。

努力と金は自分にもっと多い選択肢を与えてくれるものだと思う。

金を貯めれば、もちろん大きいな部屋に住むのも、おいしいものを食べるのもできるが、それ以上に今後海外に移住するのも、留学するのも、結婚するのも、起業するのも選ぶことができ、多くの選択肢が残される。

私は自分により多くの選択肢を持たせられるようにお金を貯めた。ただ物質の欲望を満たすためじゃない。

続く。

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