一歩って、微小で地味で誰の目も引けない。
でも、この一歩を一日に9時間繰り返し、週6日間、12ヶ月もやると、凄いことになる。
留学の道に進めようとする私にとって最も大事なのは、やりたい研究がてきることと、資金援助を得られることだった。
やりたい研究ができる国や大学を難なく見つけることができた。
難しいのは、金をもらうことだった。
もちろん、学費だけではなく生活費も必要だった。
欧米は難しい!
援助の枠が少なく、金額も少ないわりに競争が激しい!まあ、当然か。
中国、インドを含め、英語を話せる人が他の外国語より断然多いし、有る意味入り口のハードルが低いから。
日本は違った。
国費奨学金は年間80名の枠で学費と生活費を支給。松下電機奨学金は2名しかないが、学費と生活費も支給。
一回目は国費を狙って受験し、あっさり敗北。。。大学での研究をやりながらだから勉強不足というのは理由としてよく自分も理解しているが、一生懸命自分の決めた夢に歩こうとしている自分にとっては大きなショックだった。
年は23。
状況は大学卒業間も無い。
友人の皆は台湾の有名大学院の院生になり、もうちょっとしたら修士学位が手に入る。
大卒就職組はバリバリ働き、収入もあり、未来が明るい。
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私には不安と迷いしかない。
数週間落ち込みながら考え続けた結果、決めたのは、
自分の人生、自分の留学の夢にもい一回チャンスを与える!来年の松下電機奨学金を受ける!
戦略と準備を万全にして悔いのない人生を残したい!
その詳細は明日に続く。
では、また。
※写真はニュージーランドの空